酸素カプセルの利用時は、気圧が変化します。
気圧が変化すると、鼓膜の内外に圧力差が生じ、鼓膜が内側に引っ張られて違和感や痛みを感じるようになります。
人により個人差があったり、その時の体調によって感じる違和感は変化します。
このような状態を解消するためには【耳抜き】が必要となります。耳抜きとは、耳の内部に空気を送り込む動作になります。耳抜きをすることにより耳管が開き、密閉されていた上咽頭と中耳腔の陰圧が解消されます。
基本的な耳抜きの方法としては、あくびをする、唾をゆっくり飲み込む、口を開け奥歯をガクガクと動かす等の方法があります。
カプセル内の気圧が高くなるほど耳への圧迫は強くなるので、ご自身の体に合わせて気圧を設定して頂くことが大切です。